マルコ・バルバリーゴ
・誕生年:1413
・肩書き:貴族、ヴェネツィア総督
ダンテ・モロ
・誕生年:1460
・肩書き:マルコ・バルバリーゴの護衛
マルコ・バルバリーゴ。弟のアゴスティーノは偉大な人物だが彼は暴君としてヴェネツィア史に名を残してる。子供のころから残酷で欲望は、とどまるところを知らなかったとか。大量の宝石や船の購入記録が残っている。すべて彼自身の注文したものだ。
それに結婚相手のグロリアは、自身の部下、ダンテ・モロの妻だった相手だ。美人で有名だったようだ。ダンテ・モロは街の警備隊長で、名家の跡取りでもあった。マルコとダンテは親友だったが、マルコはダンテの妻グロリアに懸想した。しかしカトリックで離婚は許されない。いくら金持ちでもな。そこで殺し屋の出番だ。
ダンテは頭も含めて4回も刺された。だが死ななかった。しかし脳障害を起こし、記憶を失った。マルコは彼を護衛として雇い、結婚を無効とする告白書にサインさせたんだ。こうしてマルコは美人の妻と従順な奴隷の両方を得た。
ひどい話だな。