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よお。俺はクレイ・カズマレク 。もっとも、今の俺は数字の集積体でしかない。だが人間なんて、つきつめればデータの塊さ、そうだろう17号 ? ただの数字、ゼロか1かだ。俺を見ればそれがわかる。消えてしまうことにした前の日、俺は今、お前と話をしているこのAIを作った。アニムス とそのとてつもないシミュレーション能力を使って自分をコピーし、それをさらに何十にも分割して、このデータバンクのあちこちに散らばらせたのさ。お前はそれを見つけ、俺を組み立てなおしてくれた。いい話じゃないか。チームワークってやつだ

巷では、本物のクレイ、つまり人が良くて、アサシン で、ルーシー のパートナーだったクレイは、もう生きてはいないってことになってるらしい。たしか自分で手首を切ったんだったかな? この目でその場面を見られなかったのは残念だが、想像はつくさ。俺の頭、いやいや、あいつの頭は、自分の最期の瞬間のイメージで一杯だった。まるで、どうやって実行するか、何週間も考え続けていたみたいに。血文字まで残してたって話じゃないか。かわいそうに。あんないい奴がいなくなるなんて、俺は淋しいよ

すまん、話がこんがらがってきたな。要するに本物のクレイは死に、俺が代わりを務めてるってわけだ。よくできているだろう? 俺のことを兄弟って呼んでくれてもかまわないんだぜ、デズモンド? 実際、遠い親戚ではあるんだ。なにしろエツィオ は俺たちにとって共通のご先祖なんだからな。エツィオの記憶をたどるって経験をしたって点でも俺たちは兄弟みたいなもんだ。もっとも、俺はお前ほどいろいろな記憶にはアクセスできなかったがね。まあ、だからこそお前は「特別」なんだよ。お前はいくつもの特別な血筋の集約点というわけさ

俺はそうじゃなかった。俺はいわばお前のための踏み台。捨石みたいなものだ。その意味じゃ、俺はよくやったよ。

あれ以上は誰にだって無理だったはずさ。 

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